皆さん、こんにちは!
皆さんに質問です。
「自分が我慢すれば、すべてがうまくいく」という考え方、どれくらいいますか?
家族、友人、職場など、どんな環境でも「我慢」が美徳とされることが多いように感じます。
ある程度の我慢も必要ですが、この「我慢」が良い結果を生むとは限りません。
むしろ、無理に自分を押し殺している場合があり、心身ともに深刻な影響を受けることがあります。
我慢がもたらす影響
我慢をし続けることは、一時的にはその場を平和に保つかもしれませんが、長期的に見ると大きな問題を引き起こす可能性が大きいです。
例えば、ストレスが積み重なり、心身の健康に悪影響を及ぼし、慢性的なストレスは、体調不良、うつ病、睡眠障害など、さまざまな問題の原因となります。
また、我慢を重ねることで、自己否定感が強まることもあります。
というのも「自分は他人のために犠牲になるべきだ」という思い込みが強くなり、自分自身の価値を過小評価してしまうのです。
これにより、自分の意見を表面化することが難しくなり、他人に依存的になったり、逆に孤立したりすることもあります。
さらに、我慢は人間関係に最も大きな影響があるのは一目瞭然です。
最初は小さな我慢だったとしても、それが積み重なり、ついには不満が爆発することも…。
このような場合、我慢していた側が突然怒りや悲しみを表に出すことになり、相手も驚き、関係が悪化してしまいます。
我慢しているうちは、理解されないことも多いでしょう。
ましてや、お互いのコミュニケーションが不足しているため、根本的な問題が解決されないままになってしまうのです。これほどつらいものはないですよね…。
健全な自己主張の重要性
どうすれば「我慢」をせずに健全な人間関係を築けるのかというと、そのカギは「自己主張」にあります。
自己主張とは、他人を傷つけずに自分の意見や感情を伝えること。
これは決して攻撃的なものではなく、自分の立場や感情を明確に伝えることが目的です。
自己主張ができるようになると、以下のようなメリットがあります。
1. ストレスが減少する
自分の気持ちを押し殺さず、感情が溜まることが少なくなり、長期的なストレスの原因となることも少なくなります。
2. 人間関係の改善へ
自己主張をすることにより、相手に自分の気持ちや考えを理解してもらいやすくなり、誤解や不満が生じにくなります。
これで、お互いに対等な関係を築くことができるでしょう。
3. 自己肯定感が高まる
自分の意見を大切にすることで、自分自身を尊重する気持ちが高まります。
「自分は他人に犠牲を強いられるべき存在ではない」という考えが根付くため、自己肯定感が向上できます。
これで自分に自信が持てるようになり、新しい挑戦や人間関係にも前向きに取り組めるようになります。
自己主張を身につけるためのステップ
自己主張を身につける4つのステップがあります。
1. 自分の感情を認識する
まず、自分がどのような感情を抱いているのかを自分を分析ことがおすすめです。
我慢していると、自分が何に対して不満を感じているのかさえ曖昧になることがあります。
まずは、何が自分を不快にさせているのかを見つけましょう。
2. 冷静に伝える方法を考える
まず冷静になり、感情的にならずに、自分の気持ちを伝える方法を考えましょう。
相手を責めるのではなく、自分がどう感じているかを中心に話すことがポイントです。
例えば「あなたはいつも…」という攻撃的な表現ではなく、「私はこの状況で不安を感じています」といった自己中心的な表現を使うことで、相手も受け入れやすくなります。
3. 相手の反応に柔軟に対応する
自己主張をしたからといって、必ず相手がすぐに理解を示すとは限りません。
そのため、相手の反応にも柔軟に対応することが重要です。
しかし、自分の意見をしっかりと伝えた上で、相手との妥協点を見つけることが大切です。
4. 小さなことから始める
いきなり大きな問題に対して自己主張をするのは難しいこともあります。
最初は日常の些細なことから、自分の意見を伝える練習をしてみましょう。
例えば、友達とカフェに出かけたとき、食べたいメニューを選ぶ際や、友人との予定を決める際に、自分の意見を主張することから始めてもいいですね。
まとめ
「自分が我慢すればいい」という考え方は、一見、素晴らしいことのように感じるかもしれませんが、長期的には我慢とは、自分や人間関係に悪影響を及ぼすことが多いにあります。
我慢を続ける代わりに、自分の感情を大切にし、相手とのコミュニケーションをとって、より良い人間関係を築いていきましょう。
※私は現在、以下の『Gift』(こころのお悩み相談)で「ゆめ」という心理カウンセラーを行っております。
☆人間関係
☆お金のお悩み
☆不安障害
☆潜在意識のしくみ
☆パニック障害
☆メンタルのお話…etc,