HSPで「やらなきゃ」と思うほど動けなくなっていませんか?

HSP気質
”やるべきことは分かっているのに、なかなか手がつかない。”
”気づけばスマホを眺めていて、一日が終わってしまう。”
そして夜になって、「また何もできなかった」と自分を責めてしまう。
そんな経験はありませんか?
刺激や情報を深く受け取るHSP(人一倍敏感な人)は、とくにこの悪循環にはまりやすい傾向があります。
でも安心してください。
この記事では、やる気や根性に頼らず、脳の仕組みを利用して自然と動けるようになるコツをご紹介します。
マキについて

マキについて
動けないのは怠け者だからではない

準備
脳はもともと省エネしたがる
人間を含めた生き物は、もともとできるだけエネルギーを使わずに済ませたいようにできています。
食べ物が少なく危険も多かった時代、
無駄に体力を使うことは命取りでした。
だから脳には「いざという時のためにエネルギーを温存しよう」という本能が組み込まれているんです。
食べ物に困らない今の時代では、この本能がかえって「やるべきことをやる」邪魔をしてしまっているんですね。
不快な気持ちから逃げるのは本能
さらに脳は、「退屈」「しんどい」「面倒」といった不快な気持ちを感じると、その原因になる行動自体を避けようとします。
この本能は強力なので、「やらなきゃダメでしょ」と理屈で抑え込もうとしても、まず勝てません。
気合いで始めても長続きしない、いわゆる三日坊主になるのはこのためです。
大切なのは、本能と戦うのではなく、うまく付き合うこと。
HSPが疲れやすいのは「決断疲れ」のせい

両手で顔を覆う女性
意志の力には1日の上限がある
何かを選んだり決めたりするときに使う意志の力は、「ウィルパワー」と呼ばれています。
この力は無限に湧いてくるものではなく、使うたびに少しずつ減っていく、ガソリンのようなものだと考えられています。
スティーブ・ジョブズが、毎日同じ服を着ていたのは有名な話ですよね。
服選びに迷うエネルギーを省いて、そのぶんを本当に大事な仕事に回していたといわれています。
迷うほどエネルギーは減っていく
HSPさんは物事を深く考える分、ちょっとした選択にも時間とエネルギーを使いがちです。
お昼ご飯ひとつ選ぶのにもあれこれ比べて、結局いつものお店にしたらどっと疲れていた。
そんなこともありますよね。
選択肢が多いほど脳は疲れて、最後は「いちばん楽なこと」を選ぼうとします。
だから空き時間ができると、つい楽しくて楽なスマホやゲームに流れてしまうのです。
やる気ゼロでも行動できる3つのコツ

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コツ① 前もって決めて、迷う時間をなくす
その場で「何をしようかな」と考えるのをやめて、前もって予定を決めておきましょう。
- 月曜の朝は30分だけ資料づくり
- 夜9時になったら本を開く
- 朝ごはんはいつも同じメニューにする
決めたことをやるだけなら、迷うエネルギーを使わずに済みます。
歯磨きや通勤のように、習慣になってしまえば脳はほとんど抵抗しなくなりますよ。
コツ② 行動の先の「うれしい気持ち」を想像する
感情は抑えつけるより、味方につけるほうがずっと効果的です。
取りかかる前に、やり終えたときの気持ちを思い浮かべてみてください。
「運動を続けたら体が軽くなって気分もいいだろうな」「この仕事が片づいたら、週末は心おきなく休めるな」という具合です。
ワクワクする未来がイメージできると、しんどい作業も「その未来への一歩」に変わります。
人は楽しいと感じていることなら、自然と続けられるものです。
コツ③ 最初の一歩を極限まで小さくする
やることが大きすぎると、脳は「無理だ」と判断して動かなくなります。だからこそ、最初の一歩をとことん小さくしましょう。
- 机の前に座るだけ
- テキストを1ページ開くだけ
- ジムに行くだけで100点
いちばん大変なのは「最初の一歩」です。始めてしまえば、意外とそのまま続けられるものなんですよ。
その後の作業も細かく分けておくと、「気づいたら終わっていた」という状態をつくれます。
HSPが続けるためのポイント

対処法
できた自分をちゃんと認める
HSPさんは「もっとできたはず」と、できなかったことに目が向きやすいですよね。
小さな一歩でも、踏み出せたら「よくやった」と自分を認めてあげてください。
その安心感が、次の行動のハードルを下げてくれます。
休む予定も先に決めておく
刺激に疲れやすいHSPさんにとって、休むことも大切な予定の一つです。
「この作業が終わったら15分お茶を飲む」というように、回復の時間もあらかじめスケジュールに入れておきましょう。
頑張らなくても動ける仕組みをつくろう

女性
- 動けないのは怠けではなく、脳の省エネ本能によるもの
- HSPさんは選択や決断でエネルギーを消耗しやすい
- 前もって予定を決めて、迷う時間をなくす
- 行動の先にあるうれしい気持ちを想像する
- 最初の一歩を極限まで小さくする
やる気が出るのを待つ必要はありません。
頑張らなくても自然と動ける仕組みをつくれば、行動はかなり楽になりますよ。
今日はまず、「机の前に座るだけ」から始めてみてくださいね。


