HSPで「考えすぎて集中できない」と悩んでいません?

HSP(人一倍敏感な気質の人)の方には、こうした悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。
この記事では、ハーバード大学を卒業し、イェール大学医学部を出た医師が紹介している「壁を1日10分見つめるだけ」の脳トレをご紹介します。
考えすぎて疲れやすいHSPさんにこそ試してほしい方法です。
まずは自己紹介
プロフィール
集中できないのは意志が弱いから?

メンタル消耗
いえ、あなたが弱いからではありませんよ…。
ただ、脳が疲れただけかもしれません。
脳には「集中モード」と「散漫モード」がある
集中できないとき、「自分は意志が弱い」と責めてしまいがちですよね?でも実は、能力や性格の問題ではないのです。
人の脳には、目の前のことに集中する「タスク・ポジティブ・ネットワーク(TPN)」と、あれこれ考えがさまよう「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」という2つのモードがあるといわれています。
「懐中電灯」にたとえるとわかりやすいですね。
2つのモードは同時に働かない
大事なのは、この2つが同時には働かないということです。
たとえば大事なプレゼン中に「声が震えていないかな」「後で怒られないかな」と考え始めると、目の前の相手や資料に意識が向かなくなりますよね?
これが、散漫モードに頭を乗っ取られた状態です。
成果は「かけた時間×集中度」で決まります。
同じ1時間でも、どちらのモードで過ごすかで結果は大きく変わります。
散漫モードのサインは「主語が私」

HSP気質
不安も完璧主義も根っこは同じ
散漫モードに入っているときは、頭の中の主語がほぼ「私」になっているそうです。
- 私が失敗したらどうしよう
- 私の説明、下手だと思われたかな
- 私はこの仕事に向いていないのかも
不安、自分を疑う気持ち、完璧主義、失敗への恐れ。
一見バラバラに見えるこれらも、根っこをたどると「自分のことを考えすぎている」という一つの原因に行き着きます。
真面目なHSPさんほど陥りやすい落とし穴
ここでいう「自分のことを考えすぎる」は、ナルシストという意味ではありません。
むしろ自信がない人ほど、「どう思われているか」で頭がいっぱいになりやすいのです。
真面目な人ほど、自分を良くしようと一生懸命に自分と向き合いますよね?
それ自体は大切なことです。
ただ、やりすぎると「私が、私が」という思考のクセを、かえって強めてしまうこともあります。
気が散っていると感じたら、「今、頭の中の主語は何だろう?」と自分に問いかけてみてください。
主語が「私」なら、散漫モードに入っているサインです。
壁を見つめるだけの脳トレのやり方

守る
レベル1:壁の一点を見つめる
やり方はとてもシンプルです。
- 静かな場所で椅子に座る
- 壁の一点をじっと見つめる
- 「今、何%くらい集中できているかな?」と観察する
やってみると、思った以上に雑念が浮かんでくるはずです。
集中度が4割でも5割でも、まったく問題ありません。
大事なのは、自分の状態に「気づける」ようになることです。
気づけるようになれば、作業中にも「あ、今それてるな」とすぐに戻ってこられるようになります。
レベル2:日常の動作を訓練に変える
慣れてきたら、日常の動作を練習の場にしてみましょう。
水を飲むときのグラスの感触や、水の温度。歯磨きや歩くときの体の感覚。こうした「今この瞬間」に意識を向けます。
マインドフルネスや瞑想にも通じる考え方です。
レベル3:会話で相手の顔の一点に集中する
人と話すときは、相手の目の色や鼻の形など、顔の一点に意識を向けてみてください。
「どう思われているかな」と考える余裕がなくなり、自然と相手の話に集中できるようになります。
人の反応に敏感なHSPさんにとって、会話の疲れを減らすヒントにもなりますよ。
人の目が気にならなくなるのが究極の「超能力」

潜在意識
動けない理由は能力ではなく人の目
この脳トレを続けて手に入るのは、「他人にどう思われるかを気にしなくなる」という力です。
そんな状態の原因は、能力やお金ではなく、「失敗して笑われるのが怖い」という気持ちであることが多いのです。
「偉大になる途中で、みっともなく見えても構わない」と思えたら、夢を諦める必要はなくなります。
まずは1分から始めてみよう
いきなり10分でなくてもOKです。
最初は1分でも3分でもかまいません。
「何をやってるんだろう」と照れくさく感じるのは、最初のうちだけですから。
疲れたら無理せず、自分のペースで続けてみてくださいね。
集中のスイッチは自分で切り替えられる

潜在意識
- 脳には集中モードと散漫モードがあり、同時には働かない
- 散漫モードのサインは、頭の中の主語が「私」になっていること
- 壁を見つめる脳トレで、自分の集中度に気づけるようになる
- 慣れたら日常の動作や会話にも応用する
- 続けると、人の目が気にならなくなっていく
考えすぎてしまうのは、脳のモードが切り替わっていないだけです。
今日、まずは1分だけ壁を見つめるところから始めてみてくださいね。








