
どうもこんにちは、 パラ(@parapure3)です。
フリーランスになったからといって、絶対収入が安定するとは限りません。
せっかく「開業届」「青色申告」を、税務署に提出した身にも関わらず、収入がマイナスなんてことも!
ここで、フリーランスになっても、パート(アルバイト)の掛け持ちは可能なのか、調べてみました。
この記事でわかること!
✅掛け持ちをするメリット・デメリット
✅注意点
✅確定申告について
✅節税方法
今さら聞けない「フリーランス」と「パート」の違い

フリーランスパートの違い
フリーランス、パート、この2種類の働き方。
説明するまでもないですが、一応確認のため、まとめてみますね!
フリーランス
フリーランスは、特定の企業や団体に所属したり、特定の組織の活動に専従したりしておらず、したがって雇用契約や労働契約の関係を結んで労働力を提供するのではなく、業務委託などにより自らの技能をサービスや成果物を通じて提供することによって生活する、社会的に独立したライフスタイルの個人事業主を指す総称である。ウィキペディア
ウィキペディアからの引用によると、”独立したライフスタイル”がポイントとのこと。
「個人事業主」とも呼ぶそうですが、詳しいことは、ここで省略します。
パート
パートタイム労働法(「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」)の対象である「短時間労働者(パートタイム労働者)」は、「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」とされています。厚生労働省
ちなみに「パートタイマー」「アルバイト」「嘱託」「契約社員」「臨時社員」「準社員」など呼び方が違っても、”労働法”では、それらはすべて「パートタイム労働者」と呼ぶそうです。
フリーランスは不安!?パートを掛け持ちするメリットデメリット!
さて、時間や人間関係に縛られる労働者から、自由に仕事ができるフリーランスになりたい人は、今後、さらに増加するでしょう。
しかし、フリーランスは収入が安定するまでは、パートを掛け持ちするのも良し!
今後の生活に備えたい、パートと掛け持ちをするメリット・デメリットを見てみよう。
メリット①収入が確保できる
特に、パートタイマー労働者となれば、正社員のように一日8時間労働する必要はありません。
さらに、扶養家族になっている主婦ならば、年間の労働時間が決められているため、まとまった収入が期待できます。
メリット②気分転換
フリーランスといえども、特に在宅ワークであろうと、ストレスは蓄積する一方です。
しかし、たまには息抜きするかんかくで、外で働いてくるのも気分転換になりますね。
さらに、モチベーションアップ間違いありません。
デメリット①扶養外になる場合あり
特に、旦那さんの扶養になっている主婦の方ならば、年間103万円の壁、年間130万円の壁、それ以上に勤務する場合があります。
もし、年間で決められた時間以上に働くと、旦那さん会社から「扶養から外れてください」と、言われる可能性があるので要注意です。
また、扶養外になると、年収によって異なりますが、税金の負担、社会保険が自己負担になってしまいます。
デメリット②心身疲労
フリーランスと、パートのお仕事を掛け持ちすると、心身ともに疲労が蓄積されてしまいます。
これは、年齢とか関係なく、人間ならば必ずしも誰でもなり得ることです。
そんな時は無理せず、フリーランス1つで頑張りましょう。
デメリット②労働がパート中心
特に”あるある”ですが、フリーランスよりも、安定的な収入が見込める「パート」が中心の生活になってしまう可能性が高いです。
フリーランスは、自由度が高いですが、収入が不安定。しかし、パートは時給で給与が支払われるため、かなり精神的にも楽に感じてしまうことがあります。

こうなってしまうと、元の自分に逆戻り。
これだと、元も子もないよね~。
フリーランス「パートの掛け持ち」注意点
次は、今すぐにでもパートを探したいフリーランスの方向けに、”注意点”を少しまとめてみます。
本業に支障がないように、以下のことに気を付けてくださいね。
体調管理
お金を稼ぐには「体が資本」です。
体調が悪いと、パフォーマンスも低下し、能力の以下を招く恐れがあります。
その前に、栄養バランスが整った食事と、深い睡眠になるように毎日の習慣を整え、フリーランスとパートの掛け持ちができる体力作りに励みましょう。
スケジュール管理
パートは、雇われている身であるため、無遅刻無欠席は厳禁です。
パートは、ある程度シフトが決まっているので、しっかりシフトを確認し、企業さんに迷惑をかけないようにしましょう。
また、フリーランスのお仕事も同じことですが、先方のクライアントさんがいる場合、迷惑をかけないよう、スケジュール管理をしっかり行いましょう
いつまで続けるか考えておく
パートを掛け持ちするということは、フリーランスのお仕事を一本でやっていくための”収入源“です。
なので、いつまでこの状態を続けていくのか、自分であらかじめ目標を立てる必要があります。
本業であるフリーランスの事業計画
本業であるフリーランスにおける、事業計画を立てておきましょう。
いつまでも、パート収入に頼るべきではないですね。
例えば、「いついつまでに収入〇円」と目標を掲げて行動すれば、本業で生活ができる日が近づくこと間違いありません。
パート先から「源泉徴収票」をもらう
パート勤めをすると、年末調整が行われ「源泉徴収票」をいうものが渡されます。
これは、翌年に行われる確定申告で必要なので、必ず受け取りましょう。
フリーランスの確定申告不要な場合がある
前述した通り、フリーランスは、自分で確定申告を行わなければいけません。
パートのみならば、会社側がすべて代行して行ってくれるのですが、パートを掛け持ちをするならば、自身で2社分の確定申告を行う必要があります。
しかし、場合によっては確定申告が不要のケースもあるので少し解説します。
フリーランスとして収益がない
以下の計算式を行い、納める税金がどれくらいなのか調べてみよう!
事業所得 - 所得控除(基礎控除など) = 課税所得額
課税所得額 × 所得税率 - 控除額※ = 所得税額(※速算表を使っての計算を想定)
所得税額 - 税額控除額 = 納付すべき所得税額
本業が赤字の場合
上記の通り、本業であるフリーランスが赤字の場合、事業所得が発生しないため、確定申告の必要はありません。

もし、パートやアルバイトをした場合、
赤字の心配はなさそうね!

そうだね。パート、アルバイトを掛け持ちしている時点で、
収入があるからね。
賢く節税「青色申告」
フリーランスのみなさん、確定申告は「青色申告」にしていますか?
「青色申告」とは
「青色申告」は、本来支払うべき「税金」を特別控除を用いて、最大65万円控除ができるメリットがあります。
最大65万円の控除ができるということは、支払う税金が安くなるため、フリーランスにはおすすめです。
フリーランスの経費として計上できるもの
基本的に、事業に必要なものは、ほとんど経費として計上することができます。
- 仕入れの際の商品
- 消耗品・消耗品費
- 旅費交通費
- 水道光熱費
- 広告宣伝費
- 通信費
- 飲食代(条件あり)
- 慶弔金
- 事業に関連する年会費
- 家事按分 etc…。
節税ポイント!
- 青色申告を行うこと
- 必要経費をしっかり計上する
- 減価償却をしっかり計算する
これらをしっかり計上することで、節税対策が可能です。
減価償却とは…
減価償却とは、企業会計における購入費用の認識と計算の方法。ウィキペディア
ちなみに、初めてのフリーランスの人にとって、帳簿付けが大変と思うかもしれません。
ですが、初めての確定申告でも、簡単に帳簿付けができる「クラウド会計」があります。
おすすめは3つ!

初めての確定申告でも、楽ちんだよ♪
初年度無料の会計ソフトもあるので、いろいろ比較してみるといいですね!
まとめ
ずっと夢だった「フリーランス」。実は、最初から収入が安定している人は、ごくわずか。
そんな時は、気分転換に「パート」にでて、収入を確保してくるのもありです。
パートの場合、旦那さんの扶養に入っていることで、年間103万円、130万円の壁を超えない限り、社会保険料の支払いが免除になります。
フリーランスで収入がなくても、パートの掛け持ちはOK!
でも、フリーランスとパートの二足の草鞋を履いたら、体調管理、スケジュール管理などを徹底しよう!